2016年11月5日土曜日

在日特権を許さない市民の会 - 第07話 年金問題編
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年金問題編


   生野博士は在日学会のイベントで大阪を離れ、福岡は博多に来ていました。
   発表やパーティーを無事に終え一安心。
   大好きなソウルフード・博多ラーメンをすすっている時にそれは起こったのです



???



コラー、博士ぇ~~~!!




  ゲシっ!
  後ろから、思い切り蹴飛ばされた博士です。
  危うく最後のチャーシューを噴き出しかけましたが、そこはなんとか堪えました。


???



アイタタ・・・・・・

ん? 何でザイ子ちゃんがこんなところに?





???



福岡の親戚のな、民田君のところに遊びに来てたんや。
そんな事より、どーゆー事や博士!?





???



藪から棒にどうしたんだい?




???



民田君のバアちゃんな、泣いとったで!

日本が年金くれんから、今年の正月もソンピョン(朝鮮で正月に食べられている、三日月形の餅)買うお金もあらへんってな!

民田君、「バアちゃんからはお年玉は無理だな・・・・・・」なんて言うてションボリしとったで!





???



・・・・・・なるほど、今度は年金問題というわけだね。
ところでザイ子ちゃん、年金って何か知ってるかい?





???



あーっ、博士! バカにせんといてな!!
ウチはこう見えても立派な大人やで! んなもん知っとるわ!

「年一定の金額を定期的に給付する制度の下で、支払われる金銭。所得喪失に対する保障が目的。運営主体により公・私的年金の区分がある(大辞泉)」やろ?

キノコとかの粘菌・・・・・・というボケを期待してもムダやで!





???



(ツっこむ気もないけどね・・・・・・)

辞書通りだけど、よく知ってるね。
じゃあ、年金を貰うには掛金を払わなきゃいけないってことも知ってるよね?





???



もちろんや、知っとるで。






???



じゃあ、
民田君のお祖母さんやお祖父さんは掛金を払ってたのかな?





???



それがな、
ジイちゃんの話やと、「払いたくても払えんかった」らしいで。





???



ふ~ん

本当に掛け金を払う気があったのなら
国民年金じゃなくても、
銀行とか保険とかの民間の積立制度を利用すれば良かったんじゃないのかい?





???



そんなトコまで知らんがな。他人ん家やし・・・・・・




???



それは、そうだよね。
じゃあ、今回は国民年金に絞って話をしてみようか。
ところでザイ子ちゃんは、ラーメン食べる?





???



ウチ、フカヒレとんこつラーメン。大盛りで。




???



どうしてそんなメニューがあるの?
・・・と、とにかくだね、国民年金は読んで字のごとく「国民のための年金制度」として1961年4月から制度が始まったんだ。そもそも外国人が日本の年金制度に入るということは最初から想定されていなかったんだね。

ところが、1981年に日本政府が難民条約を締結したことで話が変わってくるんだ。

この条約では締結国に対して「難民に対して自国民と同等の社会保障を与えること」が定められていたんだ。もちろん、この社会保障には年金制度も含まれているので、日本政府は受け入れた難民に年金制度を開放するための準備作業を始めたんだ。

ところが、本来なら難民にだけに開放すれば良かったものを、当時の日本政府は難民条約締結を機になんと全外国人に国民年金を開放することを決めてしまったんだ。

そして、1982年に国民年金制度から国籍条項が撤廃され、日本に住む外国人も自由に年金制度に入ることができるようになったというわけなんだ。





???



ちょ、ちょっと待ってぇな!

じゃあ、1982年までウチら在日は年金制度に入る事ができなかったんか? それってムッチャ差別やん!!





???



あのねザイ子ちゃん、
"国民"年金である以上、外国人が入れないのは当然なんだよ。
在日が外国人だという事は『来歴編』でも勉強したよね。





???



でも、ウチらは税金払っとるで!?

払税金払っとるんやさかい、年金もらうのだって当たり前やろ?(半額にマケてもらっとるヤツもおるけどな・・・)





???



いいかい、ザイ子ちゃん。もう一度『外国人参政権編』で私が言ったことを思い出してごらん。

税金は行政サービスやインフラサービスなどの対価なんだよ。

例えば、私も外国に行く事があるけど現地で物を買えば消費税を取られるし、物によっては関税も掛かってる。その国で働いている人であれば外国人であっても所得税を取られるんだよ。どの国であっても「税金を払っているんだから年金掛け金を払わなくても年金寄こせ」って主張は通らないんだよ。





???



う~ん・・・・・・ラーメンおかわり・・・・・・




???



結局、
年金掛金を払ったか否か、問題はそれだけなんだよ。

それに、日本政府はカラ期間という特例措置まで設けて外国人に年金制度への加入を勧めたんだよ。





???



何やの、そのカラ期間って?




???



国民年金の支給を受けるには、20歳~60歳までの40年間に最低25年以上の年金掛け金を納付しなければいけないことは知っているね?

ところがこの規定をそのまま適用すると、国民年金を外国人に開放した1982年の時点で35歳以上の外国人は制度的に加入できないことになってしまうんだ。





???



なんでや?




???



いいかい、1982年の時点で36歳の外国人が国民年金に入ろうとしたとしよう。

仮に毎月欠かさず年金掛け金を納付したとしても、60歳までの間に納付できるのは24年間しかないんだ。

たとえ1か月といえども納付期間に満たなければ年金は支給されないから、24年間納めても丸損ということなるんだよ。





???



そらひどい話しやな~!
せっかく年金制度を外国人に開放しても当時の外国人はほとんど入れんかったんとちゃうか?





???



そうなんだ。
これじゃ、いくら開放したといってもごく限られた人しか年金制度に入れなくなってしまうので、1982年から年金制度に入ることを希望した外国人のうち25年間の納付期間を満たせない者にカラ期間という特例措置を設けることにしたんだ。

具体的には最大20年間分の納付義務を免除したんだね。
つまり、1982年から最低でも5年間年金掛け金を納付すれば年金支給が受けられることになったんだよ。

この特例措置によって1982年の時点で55歳までの外国人が年金制度に入ることができるようになったんだ。





???



あれ? ちょっと待って。
じゃあ1982年当時55歳以上だった外国人は年金制度に入れなかったってこと?
それって、やっぱり日本政府の差別政策やないか!





???



ザイ子ちゃん、仮に1982年当時61歳の外国人がいたとしよう。

さっきも説明したとおり、年金掛け金の納付は20歳から60歳までの間と決められているから、この人を年金制度に入れようと思ったら一円も掛け金を払わずに年金制度に入れることになるんだよ?

もしこんなことをしたら、真面目にコツコツ年金掛け金を払っていた日本国民はどう思うだろうね?それ以前に年金は加入者が等しく公平に掛け金を納付するという大前提があって初めて成り立つシステムなんだよ。モラルハザードを引き起こして制度崩壊することだって考えられるんだ。

だから、日本政府は最低でも5年間分の掛け金は納付するように求めたんだ。





???



でも、やっぱり当時年金制度に入れなかった外国人はかわいそうやないか! 日本政府は年金に入れなかった外国人を救済せないかんよ!




???



それは違うばい!

いいかいザイ子ちゃん、外国人の救済義務はその外国人が所属する国家が第一義的に責任を負わなければならないんだ。

在日韓国人であれば韓国政府が社会保障の救済義務を負っているんだよ。

日本政府は最大限の配慮を示して特例措置をとったわけだけど、そこから漏れた外国人がいたからといって、その責任が日本政府にあるなんてことは絶対にない。

平成19年12月25日に在日側の全面敗訴で決着した在日無年金訴訟で最高裁も日本政府の対応に問題がないことをハッキリ認めているんだよ。





???



じゃあ韓国政府に在日は救済を求めればいいんやな?




???



それは在日の問題だから何とも言えないね。

韓国では1986年から年金制度がスタートしているけど、在日は一度も韓国政府に社会保障の救済なんて求めていないんだ。もっとも、韓国政府は在日を棄民しているから救済などするわけがないことを在日側も理解はしているようだけど。





???



う~ん・・・・・・なあ博士、民団や総連は一体何をしとったん?

あの人たち団費とかウチらから巻き上げているのに1982年の時点で何もしなかったんか?(怒)





???



まあ一言でいえばその通りなんだね。

何せ80年代の在日は、

「自分たちは半島に帰るんだから日本の年金なんかいらん」

と公言していた人たちがほとんどだったからね。
1982年の時点で56歳以上の在日が年金制度に入れないってことを真剣に考えていた在日はいなかったと思うよ。

それに民団や総連は傘下に数十万人の在日を抱えている巨大組織であるにも関わらず、これまで一度も互助年金制度など自主的な取り組みをしてこなかったんだ。彼らが年金問題を軽視していたのは間違いないし、将来的には日本にたかればそれで済むと思っていたんじゃないかな。





???



なんやそれ。ウチあたま痛くなってきたわ。




???



付け加えておくけど、平成19年12月の厚生労働省の発表では、25年の納付期間を満たせなくて無年金者となっている日本国民が118万人でているんだ。

さらに現在30代~40代の人たちで25年間の納付期間に届かないと思われる推定無年金者まで含めると150万人以上が今後無年金者になることが予想されている。

でも、日本政府はこうした無年金者への救済措置は取っていないんだよ。大変厳しい状況だけど、「25年間の掛け金納付期間を満たさなければ年金を支給しない」というルールに沿った当然の対応でもあるよね。でも、在日は「自分たちだけ特別ルールで救済しろ!」って喚きちらしているんだ。義務を果たさないのに権利だけを主張する。こうした在日の醜い姿に日本各地で怒りの声が上がっているんだね。





???



あ~もうホンマ頭痛が痛くなってきたわ。
在日って、本当恥ずかしい奴らが多いんかな・・・・・・





???



一応君も在日なんだけどね・・・。

ある週刊誌が民団に取材に行ったんだけど、そこでこう言われたらしい。

「(25年間の年金掛け金納付期間を満たせなかった)日本国民が年金をもらえないのは自己責任だから当然だろう。
われわれ在日韓国人が年金をもらえないのは、日本政府による国籍条項といった差別的年金制度の結果であり、年金制度に最初からわれわれを入れていればきちんと年金掛け金は払うつもりだった。
日本政府の責任で年金掛け金が払えなかったのだから、今われわれが年金支給を日本政府に求めるのは当然の権利だ」





???



ウチらの代表からしてこれやもんな・・・・・・在日って日本国民から嫌われて当然やなぁ・・・・・・。




???



そうだね。でも在日が嫌悪される理由はそれだけじゃないんだよ。




???



えっ、まだあるんか?




???



例えば、
ここ福岡市では外国人高齢者給付金なる制度があってね、

さっきの話にも出てきた1982年の時点で56歳以上だった外国人(ほとんどが在日韓国・朝鮮人なんだけどね)に年金代替措置として自治体から給付金が支給されているんだ。

しかも、これは福岡市だけじゃなくて全国のあちこちで同じような給付金制度があるんだよ。

民団の発表では全国820以上の自治体がこの制度を取り入れているらしいね。もちろん、この給付金の財源は地方税で、「無年金でも救済されない」日本国民の税金が「掛け金を払ってこなかった在日無年金者」の救済のために使われているんだよ。

都議会や県議会、各市議会もだ。
外国人高齢者給付金なる制度を制定したり、

http://www.gikai.city.suginami.tokyo.jp/ugoki/ikensyo.htm

日本政府に対して上のような意見書や陳情を出すより先に、韓国や北朝鮮に救済を行うよう働きかける、その方がまだ理にかなってるんじゃないかと博士は思うばい。その是非は置いといてね。





???



しかし無年金の日本国民は放っとかれたあげく、外国人が日本に救済されとるんか? よく日本国民って怒らんよね?




???



実態を知らない人が多かったからね。

でも「在日特権を許さない市民の会」がこの問題を大々的に周知し始めて、徐々にだけど問題意識を持つ人が増え始めているんだ。

ただここで注意しておくことがある。

日本国民を差し置いて無年金在日の救済を優先するという狂気じみた制度を作ってきたのは私たち日本国民の側なんだよ。

確かに民団や総連といった犯罪組織まがいの粗暴団体が制度の要請をおこなってきたのは事実だけど、それを認めたのは私たち日本国民が選んだ政治家たちなんだ。
全国の自治体のおよそ3分の1がこの制度を取り入れているというのだから絶望的状況ではあるけど、まず自分が住んでいる自治体で似たような制度が作られていないかどうかを確認しなければいけない。確認できたら在特会に詳細を報告しよう!

そして、日本国民をとことんまで馬鹿にしている制度について、きちんと問題点を整理して自治体側に抗議の声を上げていかなければならなんだ。自分たちが選んだ政治家の愚行は結果として自分たち自身で責任をとる必要ある。一人で何ができるかと行動しないことは責任から逃げていることに等しいんだ。

まず、こうした在日特権を認める制度に断固反対する姿勢を示すことが何より大切なんだよ。それから・・・




  イクノ博士が話を続けようとすると、
  遠くから「ザイ子ー、ザイ子ー」という声が聞こえてきました。


???



あっ、お母ちゃんや!

もう行かなあかん。
実はな、博士と会ぅとるの父ちゃんも母ちゃんもあんまり好いてないんや。「あんな見るからに怪しそうなオッサンに、ウチのザイ子を嫁にやるわけにいくかっ!」ってバカ言ってんねん。

じゃほな、また大阪で会おうな。博士。




  そう言うや否や、ザイ子ちゃんは帰っていきました。
  博士が苦笑いしながらふと脇を見ると、いつの間に平らげたのでしょう。
  空になったラーメンのドンブリが5杯、6杯? いや10・・・杯以上?
  幾つもそこに積み重なって残されていました。
  まるで食べ終わった回転寿司の皿のようです


???



ラーメンって大衆食ってよく言うけどさ。
フカヒレっていうトッピングを抜きにしても・・・
・・・1000円近く取られるの多いよね・・・・・最近のは・・・・・・・・・




  イクノ博士の受難はまだまだ続きそうです。





 年金問題編 終わり


                                       イラスト:山野車輪
                                       その他:在特会

     当ページに掲載された文章・画像・イラスト等の無断転載を禁じます。

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